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      学診−自由学館 

 自 由 学 館

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県校長会学力診断テストGAKUSHIN


 ”県校長会学力診断テスト”、通称”学診”は福井県の中学三年生が例年11月に受けることになる統一テストの名前です。3年間の中でも最も重要度の高いテストと言われ、この点数をもとに進路を絞ったり、校内推薦の合否を判定したりします。中学1年生や2年生の人も”学診”という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。試験の内容は、学習指導要領に照らし合わせたもので、3年間学んだことの総復習となっています。平成24年度の出題の傾向とねらいは以下のようになっていました。よく読んで対策をたてましょう。

学力診断テスト出題の傾向とねらい

国語  書く、読む能力に着目
 学習指導要領国語科の目標をふまえ、「書くこと」「読むこと」の2領域および「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の内容に留意して、基礎的、基本的な知識や能力および活用する能力をみるため、次の点に留意して出題された。
(1)文学的文章の問題には、自分のやりたいことや夢に向かって、葛藤しながら進もうとしている生徒たちの思いを描いた文章を用いた。ここでは、登場人物の心情を追いながら内容を読みとる力、また、読み取った内容を的確に書く力を見る。
(2)説明的文章の問題には、生物多様性の問題から地域計画の立て方にまで論を進めた文章を用いた。ここでは、内容把握の設問を通して、構成や論旨の読み取り、かつ内容を再構成して書く力を見る。
(3)古典の問題には、自分の癖を顧みずに子供を注意するがざみの母とその子どもとのやりとりを描いた文章を用いた。ここでは、歴史的仮名遣い、主語や会話文の指摘などの基礎的な力と、内容を的確に読み取る力を見る。
(4)伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項については、「伝統的な言語文化に関する事項」「漢字に関する事項」「書写に関する事項」にわたる力を見る。

英語  書く、読む能力に着目
 新学習指導要領の趣旨に基づき、英語を理解し、英語で表現する力をみるため、「聞くこと」「読むこと」「書くこと」の各領域にわたり、次の点に留意して出題された。
(1)「聞くこと」については、自然な口調で話される英語を聞いて、具体的な内容や大切な部分を聞き取る能力を見る。
 4の設問(リスニング問題)では、英語で説明される事柄が何かを理解する能力をみる。また、2人の会話を聞いて、内容を理解する能力をみる。最後に、フェアトレードに関するまとまりのある英文を聞いて、その内容を理解する能力をみる。
(2)「読むこと」については、初歩的な英語の文章を読んで、概要や大切な部分を読みとる能力をみる。
 1の設問(長文読解問題)では、絶滅の危機にある野生動物の保護活動に関する記事を読んで、内容を理解する能力をみる。
 3の設問(対話文読解問題)では、幸福度1位となった福井県についての対話文を読んで、内容を理解する能力をみる。
(3)「書くこと」については、初歩的な英語を用い、自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるように書く能力をみる。
 2の設問(英作文問題)では、自分が誇りに思う人について、英語で表現する力を見る。

数学  書く、読む能力に着目
 学習指導要領の趣旨に基づき、4領域の基礎的・基本的な内容を中心に、次の点に留意して出題された。
(1)「数と式」については、基礎的・基本的な内容を中心に、数量に関する知識・理解、数学的な技能をみる。また、2番の問題では、規則性を文字を用いて表現させることで、数学的な見方や考え方をみる。さらに、連立方程式の問題では、身近にある事象を取り上げ、数量関係を把握して方程式を立式させ、問題を解決させる中で、数学的な技能、数学的な見方や考え方をみる。
(2)「図形」については、基礎的・基本的な図形に関する知識・理解、数学的な技能をみる。また、図形の合同を証明する問題では、論理的に考察し、的確に表現する能力をみる。さらに、多角形の面積を求めさせたり、まわりの長さを比較させたりする中で、数学的な技能、数学的な見方や考え方をみる。
(3)「関数」については、式やグラフなどを活用させたり、身近にある事象を一次関数としてとらえ考察させたりすることで、比例や反比例、一次関数の数学的な技能、数学的な見方や考え方をみる。
(4)「資料の活用」については、資料を整理し、その傾向を読みとらせることで、代表値の知識・理解、数学的な技能、数学的な見方や考え方をみる。また、確率の問題では、起こりうる場合を能率よく順序良く整理して調べさせる中で、数学的な技能をみる。

社会  書く、読む能力に着目
 学習指導要領の趣旨に基づき、3分野の基礎的・基本的な知識をもとにして、資料から多面的に社会的事象をとらえる力をみるために、次の点に留意して出題された。
(1)地理的分野では、オリンピック開催国や新幹線の通過都府県を切り口に、統計資料、人口や機構の特色などをもとに考察する場面を設定し、多面的な思考力・判断力をみる。
(2)歴史的分野では、代表的な歴史遺産に関連する各時代の政治・外交・文化を視点に、時代ごとの特色や歴史の流れを資料を基にとらえさせ、総合的な思考力・判断力をみる。
(3)公民的分野では、戦後日本の発展の様子をカード形式にまとめる中で、現代社会の変化のようすとその特色、見方や考え方について社会的な思考力・判断力を問う内容と、「人間の尊重と日本国憲法」についての基礎的・基本的な知識・理解や考察力をみる。

理科  書く、読む能力に着目
 新学習指導要領の趣旨に基づき、基礎的・基本的な知識や観察・実験の技能、化学的な思考力および表現力が習得されているかをみるため、次の点に留意して出題された。
(1)生物・地学分野では、植物、動物、大地および天気の学習内容から問題を作成した。植物、動物の問題では、各部のつくりやはたらきに関する知識の習得をみる。大地の問題では、与えられた資料をもとに分析・判断する力をみる。天気の問題では、天気図やグラフのデータを読みとって気象現象を推測する力をみる。
(2)物理・化学分野では、化学変化、電流、身のまわりの現象、水溶液とイオンの学習内容から問題を作成した。化学変化の問題では、グラフ作成の技能や量的関係を解き明かす力をみる。電流の問題では、オームの法則や発熱量などの計算の力をみる。さらに、身のまわりの現象の問題では、光の性質について、作図による表現を中心に現象をとらえる力をみる。水溶液とイオンの問題では、新学習指導要領をふまえ、粒子概念に基づく思考力をみる。



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学診と学調

 中学校で受けるテストには学力調査テスト(通称”学調”)というものがあります。学診と学調は違うのでしょうか。もちろん違います。学診は福井県校長会の行う“学力診断テスト”です。学調は文部科学省が行う”全国学力・学習状況調査テスト”です。名前は似ているかもしれませんが,種類が全く違います。学診は進路に影響する非常に重要なテストであるのに対して,学調は全国的な調査であるというふうに受け止めると良いでしょう。学調の問題と解答は,国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部学力調査課のホームページ(http://www.nier.go.jp/13chousa/13chousa.htm)に公開されています。力試しに活用してみましょう。


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